蒸れにくく季節感も取り入れやすい帽子を、素材とコーディネートの組み合わせから紹介します。ラフィアやポリジュートなど、初夏から夏にかけて快適に取り入れやすい帽子の魅力をまとめました。
そんなときは、帽子の素材に目を向けると取り入れやすくなります。たとえばポリジュート素材は、黄麻(コウマ)という繊維をポリエステル100%で再現した人工素材で、吸放湿性に優れ、天然のジュート素材よりもお手入れしやすいのが特徴です。
また、ヤシの葉を加工した天然素材のラフィアを使った帽子は、通気性がよく、使い込むほどに風合いの変化も楽しめます。今回は、暑い時期に取り入れやすい通気性のよい素材の帽子と、そのコーディネートを紹介します。
ラフィア素材のキャップで軽やかに

つばが大きいキャップは、紫外線対策としても取り入れやすく、日傘がさせないアウトドアの場面でも頼りになります。
Tシャツとキャップのベーシックな組み合わせも、一般的なコットンツイルではなくラフィア素材のものを選ぶことで、簡単に季節感を演出できます。
ざっくりと編まれたラフィア素材のキャップは、蒸れにくく通気性がよいのが魅力です。使い込むほどに繊維がしなやかになり、風合いの変化も楽しめます。暑い時期でも日差しを防ぎながら、コーディネートに軽やかさを添えてくれます。
バケットハットでつくる大人の夏コーデ

ストンとしたシルエットのロングキャミワンピが印象的なコーディネートです。I字の縦長シルエットを意識することで、すっきりとした雰囲気にまとまります。
より大人っぽい印象にしたいときは、パールなど華奢なアクセサリーを添えるのもひとつの方法です。繊細なアクセントが加わり、全体が上品に見えます。
暗めの色のお洋服でも季節感が出るのは、麦わら素材のバケットハットとカゴバッグがあるからこそ。帽子とバッグのように離れた位置で同系色を取り入れると、コーディネート全体に統一感が生まれます。
バケットハットは、カジュアルにもレディライクにも合わせやすいアイテムです。深めにかぶることで、ほどよい抜け感を加えやすく、雰囲気を変えたいときにも取り入れやすいでしょう。
カンカン帽とバッグで色を揃えたコーデ

帽子のリボンとバッグの紐を同じブラウンで揃えた、大人っぽいコーディネートです。
きれいめな装いにカンカン帽をプラスすると、ほどよい抜け感が生まれます。通気性がよく、つばで日差しも防ぎやすいため、夏に取り入れやすい帽子です。
カジュアルな印象のあるアイテムですが、ロングヘアや黒のトップスと組み合わせることで、親しみやすさと落ち着きのあるバランスに仕上がっています。
ブラウンと黒はどちらもベーシックなカラーですが、組み合わせることで新鮮な印象に見せやすい配色です。黒の引き締め感とブラウンのやわらかさを活かして、大人のカジュアルコーデに取り入れてみてください。
つば広めのポリジュートタックハットで日差し対策

ライトグリーンのトップスに、つばが広めのポリジュートタックハットを合わせた、明るい雰囲気のコーディネートです。
明るいトーンでまとめると全体がぼんやり見えることもありますが、帽子に黒のパイピングが入ることで、ほどよく印象が引き締まります。
このポリジュートタックハットは、つばが広めで日差し対策にも取り入れやすいアイテムです。顎まわりにはドロストコードがついているため、風が強い日にも使いやすく、実用性にも配慮されています。
ところどころに入ったタックが顔まわりのアクセントになり、細めのフープピアスを合わせることで、繊細でエレガントな雰囲気が引き立ちます。
黒ベレーも素材で軽やかな印象に

ベレー帽は秋冬のアイテムという印象を持たれがちですが、ラフに編まれたものを選ぶと、季節を問わずコーディネートに取り入れやすくなります。
つばがないため顔に影ができにくく、表情まわりをすっきり見せたいときにも合わせやすい帽子です。
こちらは単色ではなく、さりげないミックスカラーになっているため、顔まわりに立体感が生まれます。麻混素材で通気性もよく、ベレー帽の丸みがフェミニンな印象をやわらかく引き立ててくれます。
髪をゆるくまとめて顔まわりをコンパクトにすると、存在感のあるピアスも映えやすくなります。
まとめ
帽子は素材を変えることで、季節感を取り入れやすくなるアイテムです。蒸し暑くなる季節でも、夏向けの素材を選べば通気性がよく、快適に過ごしやすくなります。
つばが広めのものは、かぶるだけで日差し対策もしやすく、日々の装いに取り入れやすいのも魅力です。初夏から夏にかけてのコーディネートに、無理なく帽子を取り入れてみてはいかがでしょうか。
Writer:鈴木 里美


